新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年も皆様のお役に立つ情報をタイムリーに発信していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
コロナが緊迫した状況にある中、税金関連では確定申告がどうなるのか気になるところです。
去年の2、3月も既にコロナは始まっていましたが、今ほどの状況ではありませんでした。
税務署や確定申告会場は三密になりやすいだけに、国税庁から確定申告における対応が発表されています。
1.来場者を減らす
2.三密回避
3.会場での対策
4.申告期限の特例
1.来場者を減らす
① 電子申告の推進
以前はマイナンバーカードやカードリーダーが必要でしたが、2年前からIDとパスワードで申告できるようになっていて、スマホだけでも完結します。
これもよく分からんという場合は、国税庁の確定申告コーナーで申告書を作って印刷したものを郵送すればOKです。
電話での問い合わせはつながりにくいので、1月13日からチャットボットが稼働します。一般的な質問ならこれで対応可能です。
② 来場者の分散
人数が多く、感染リスクも高い年金受給者については、2月16日以前から申告相談が実施されます。
還付申告であれば、1月1日以降提出が可能なので混雑する前に申告することをお勧めします。
2.三密の回避
① 整理券発行
確定申告期間中(2月16日~3月15日)の会場利用には入場整理券が必須になります。
発行方法は当日朝の先着順とLINEとがあります。
LINEについては国税庁の公式アカウントを友だちに追加してトーク画面から申し込みます。
LINEの場合、2営業日後から10日先までの事前発行が可能で、1月12日以降随時開始されます。
② 会場の改善
外部会場の追加借り上げによる開設期間の拡大や会場レイアウトの見直しによりソーシャルディスタンスを確実に確保するとされています。
税務署における感染対策や申告期限等については次回へ続きます。