昨日の続きで住宅ローン控除の手続きを見ていきます。
(1) 申告
1年目は確定申告、2年目以降は年末調整です。
サラリーマンでない場合は年末調整はないので2年目以降は計算明細書を確定申告書に添付します。
(2) 添付書類(1年目)
① 住民票の写し(引っ越し後)※マイナンバーの記載なし
② 源泉徴収票(個人事業者の場合はありません)
③ 住宅ローンの残高証明(2年目以降はこれだけでOK)
④ 土地建物の登記簿謄本(取得日、面積などの確認)
⑤ 売買契約書、請負契約書などの写し(金額、消費税などの確認)
⑥ 認定住宅等の場合は認定通知書の写し
※⑤⑥以外はすべて原本の提出が必要です。
申告自体は資料さえ集めればさほど難しくはありません。
税務署で聞きながらやれば何とかなります。
ただ2月3月は税務署も混むし、資料を集めるのも大変なので年内のうちに着手して1月で完成させるぐらいのスケジュールをお薦めします。
2年目以降は税務署から送られてくる「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」と銀行から送られてくる住宅ローンの残高証明を勤務先に提出するだけで完結します。
残高証明は早いところは10月頃から送られてきますので年末までになくさないように注意しましょう。
明日はリフォームなど増改築をした場合を取り上げます。