令和8年度税制改正大綱 ④ 住宅ローン控除

posted by 2025.12.25

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 税制改正大綱4回目は住宅ローン控除の拡充です。

 都市部を中心に住宅価格が上昇していることを踏まえて、中古住宅でも新築と同様の控除が受けられるようになります。

 

1.中古住宅

≪改正前≫

・借入上限:認定、ZEH、省エネは3000万円、一般は2000万円

・控除年数:10年

・控除率 :0.7%

≪改正後≫

・借入上限:認定、ZEHは3500万円(※4500万円)、省エネ、一般は2000万円(※3000万円)

・控除年数:認定、ZEH、省エネは13年、一般は10年

・控除率 :0.7%

※特例対象個人…40歳未満で配偶者あり、40歳以上で40歳未満の配偶者又は19歳未満の扶養親族あり

 

2.緩和

≪改正前≫
・認定住宅等に限って合計所得金額1000万円以下なら床面積40㎡以上で適用可能

≪改正後≫
・住宅区分に限らず合計所得金額1000万円以下なら床面積40㎡以上で適用可能

・特例対象個人は1の1000万円上乗せと床面積特例のどちらかを選択

 

3.規制

≪省エネ≫

・新築の省エネ基準適合住宅は令和10年以降適用なし

・但し令和9年末までに建築確認を受けて、令和10年6月末までに建築すれば省エネも滑り込みOK

・令和8.9年の新築借入上限を2000万円に引き下げ(特例対象個人は3000万円)

≪その他≫

・災害危険区域等内における新築住宅(従前家屋の建替えを除く)については令和10年以降適用なし

 

4.改正なし

・令和7年までの制度自体を令和12年まで5年延長

・借入上限:認定4500万円(※5000万円)、ZEH3500万円(※4500万円)、リノベ2000万円 ※特例対象個人

・控除率:0.7%

・合計所得金額:2000万円以下

・住民税での控除(所得税で控除し切れない場合、97,500円まで控除可能)