数日前に大阪城公園のたこ焼き屋脱税に関するニュースがありました。
1億3000万円という脱税額もすごいのですが、関西人のツッコミとしては…
「そんなに儲かるんやったらたこ焼き屋やろかな」
「だし入れてへんのちゃうか」
「だいたい8個600円は高すぎるやろ」
税務的にもツッコミどころ満載なんですが、よく分からない部分も多いので少し視点を変えて記事にしてみます。
『無申告はいかにしてバレるのか』
1.目立つ
・行列ができるなどどう見ても流行っている。
・テレビや雑誌によく取り上げられる。
・ブログやインスタなどに投稿している。
・経営者が豪邸に住むなど羽振りがいい。
・タレコミ
2.資料せんによる裏付け
・お客さんの税務調査で領収書が出てくる。
・お客さんが交際費や外注費の資料せんを提出している。
※逆に領収書を発行しない場合や個人顧客ばかりだと資料せんからはバレにくいと言えます。
3.資産からの逆算
・他に収入がないのに預金残高が多額。
・自宅や高級車などを現金で買っている。
なおバレた場合にはきついペナルティが待っています。
・無申告加算税…5~30%
・重加算税 …35~50%
・延滞税 …申告期限から2ヶ月間は2.6%、それ以後は8.9%(平成30年)
また税金を払わない人にお金を貸す人は普通いませんので事業資金の借り入れや住宅ローンを組むこともできません。
たまたましばらくバレないことはあっても最終的にはバレますので、当たり前の話ですがしっかり申告するようにしましょう。