昨日の続きで確定拠出年金の2026年改正について見ていきます。
2.限度額引き上げ(2026年12月~)
① 概要
従来は職業や他の年金の状況で限度額が異なり、かなり複雑でしたが、ある程度統一されます。
② 改正内容
<第1号>(自営業者)
<第4号>(海外居住者など国民年金への任意加入者)
・月上限6.8万円⇒7.5万円
・上限は国民年金基金との合計
<第2号>(厚生年金加入の会社員・公務員)
・企業年金あり:月上限2.0万円⇒6.2万円
・企業年金なし:月上限2.3万円⇒6.2万円
・上限は厚生年金基金や企業型DCとの合計額
<第3号>(第2号の配偶者)
・月上限2.3万円で改正なし
<第5号>(企業型DCでマッチング拠出なし+iDeCoあり)
・月上限6.2万円
・併用する人を管理するために新たに第5号という区分を創設
3.加入可能年齢の引き上げ(2026年12月~)
① 概要
現状は原則60歳まで、任意加入で65歳までiDeCoに加入できますが、より長く運用できるように条件付きで70歳まで加入できるようになります。
② 現状の条件(65歳まで)
・国民年金被保険者
かつ
・老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付金を受給していない
③ 改正後の条件(70歳まで)
・②の条件
かつ
・マッチング拠出をしていない
かつ
・iDeCo加入者 又は iDeCo運用指図者 又は 企業年金からiDeCoに資産を移換
④ 経過措置
・施行日から3年間は3つ目の条件なしでも加入できます。
⑤ 限度額
・月6.2万円(企業年金等がある場合には企業年金等との合計額)
2の上限引き上げは、6.2万円に統一されるものが多いのでまだ分かりやすいですが、3の年齢引き上げはかなり複雑です。
社労士さんやFPなど専門家に相談した方がいいかも知れません。


