最近はコンビニなどで外国籍と思われるネームプレートをつけた従業員の方をよく目にするようになりました。少子高齢化で日本人の労働人口は減少しているため、日本で働く外国人労働者はこれからますます増えていくものと考えられます。
そこで今回は、「留学生のアルバイト」を採用するというシチュエーションでの注意するポイントをご紹介したいと思います。
① アルバイトをするための許可を得ているか確認する【資格外活動許可】
留学生は勉強するために日本に来ているわけですから、本来の目的以外の活動で報酬を得る場合には許可が必要になります。事前に留学生自身が入国管理局に申請を行い、パスポートに押印する形でその許可を出しています。もし、この許可なしで働かせると不法労働の一種にあたるため注意が必要です。
② 労働時間の制限がある
労働時間については、大学生の場合は週28時間、長期休業中は1日8時間以内と上限が設定されています。週5日でも一日5時間は働けるため、通常の学生アルバイトなら心配するような上限ではありませんが、この制限時間を超えて働かせてしまうとこれもまた不法労働となってしまうため、急な残業などがある場合に備えて余裕を持ったシフト調整が必要です。