翌年に払う個人の税金

posted by 2019.03.20

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 昨日の続きで個人の予定納税や住民税の納付について見ていきます。

 

<所得税>

・予定納税:7/31(水)の12/2(月)の2回

・税額はH30年税額の1/3

・現金納付、振替納税とも同日

 

<消費税>

≪予定納税年1回≫

・H30年税額48万円超400万円以下

・現金納付は9/2(月)、振替納税は9/27(金)

≪予定納税年3回≫

・H30年税額400万円超4800万円以下(これ以上だと11回)

・現金納付:5/31(金)、9/2(月)、12/2(月)

・振替納税:6/26(水)、9/27(金)、12/26(木)

 

<事業税>

・確定税額:9/2(月)と12/2(月)の2回分割

・9/2に一括納付も可。

・口座振替も同日。

 

<住民税>

・特別徴収は6月から1年かけて天引き。

・給与所得以外は普通徴収(納付書等)を選択可能。

・普通徴収:7/1(月)、9/2(月)、12/2(月)、1/31(金)の4回

・市によって時期は1ヶ月変わります。

・第1期に一括納付も可能です。

・口座振替も同日。

 

<固定資産税>

・大阪市:4/30(木)、7/31(金)、12/25(金)、3/1(金)

・市によって時期は1~2か月変わります。

・第1期に一括納付も可能です。

・口座振替も同日。

 

 資金繰りに注意するタイミングとしては7月末(所得税の予定納税+固定資産税第1期)と8月末(消費税予定納税+事業税第1期+住民税第2期)が税額が多くなります。
口座引落しは消費税の場合1ヶ月ずれますが、他は同日です。
なお上記のうち、所得税と消費税はあくまで”予定”なので実績に応じて中間申告すれば税額が減ることもあります。

 

 文章にするとちょっと分かりにくいので税額も入れて表にしておきましょう。
年間分を表にするとこんなに払ってるのかとゾッとします。
個人事業者に限らず、サラリーマンの方も社会保険も含めて表を作ってみてもいいかも知れません。
選挙に行きたくなること必至です。