新たに事業を始めた時というのは手続きなど分からないことだらけで、軌道に乗るまでは資金繰りも大変です。
税理士のツテも銀行のツテもないし、まだ顧問料払える段階でもないし、一体どこに相談すればいいのだろうと困っている方も多いと思います。
そんな方のサポートをすべく近畿税理士会と日本政策金融公庫が提携して「HOPE」というサービスを5月から開始しています。
従来から近畿税理士会、日本政策金融公庫がそれぞれ創業者支援を行っていましたが連携することでより支援を強化しようという取組みとなっています。
<対象者>
・コロナ禍に立ち向かう創業者
・創業間もない方(概ね3年以内)
・近畿2府4県で創業
<近畿税理士会の支援内容>
・創業に関する相談(事前申込み、電話またはZOOM、毎週水曜日、1回60分)
・税務相談(事前申込み、ZOOM、毎週木曜日、1回30分)
・税務相談(申込み不要、電話、毎日、1回20分)
・記帳申告指導(事前申込み、ZOOM、令和5年2月までに最大6回、1回60分)
※申込みは近畿税理士会のホームページからできます。
<日本政策金融公庫>
・創業融資の紹介
・創業計画書の作成支援
・外部専門家への取次ぎ
個別の創業支援だけでなく、近畿税理士会と日本政策金融公庫が連携・情報共有することでスムーズに融資や税務相談ができることが期待されますし、セミナーなどによる情報提供も充実していくと考えられます。
全て無料ですので創業前の方、創業間もない方は利用されてみてはいかがでしょうか。