金融検査マニュアル・別冊(中小企業融資編)①

posted by 2013.04.15

「金融検査マニュアル・別冊(中小企業融資編)」を読んでみました。
金融庁が公表している、金融検査のマニュアルです。
何かの本に「一度は読んでみましょう」とあったんですが、お役人様の文章というのはどうも読みづらくて、読むのを後回しにしていました。
しかし、金融円滑化法が3月末で期限切れとなり、金融機関の対応がどう変化するのか不安もあったので、「別冊」の方だけですが何とか読みました。
それにしても、お役人様の文章というのは…。

それはさておき、まずは「金融検査」について簡単に説明します。
金融機関というのは、広く一般から「預金」という名目でお金を集めています。もし金融機関が倒産したらその影響は計り知れません。
そこで金融庁は金融機関の経営状態をチェックするために検査を行います。
それが「金融検査」です。金融検査のチェック項目は「ガバナンス」とか「法令遵守」など多岐にわたるのですが、その中でもお金を借りる側が知っておきたいのは「自己査定結果の正確性」に関してです。
(つづく)