あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
本年も、税金や経営に関する情報を分かりやすく発信して参りますので、よろしくお願い申し上げます。
税金の世界では4/1や1/1が改正の区切りとなることが多いのですが、年末年始の混乱を避けて今日1/7から27年ぶりの新税「出国税」(正式名称:国際観光旅客税)がスタートします。
<対象者>
・2歳以上の出国者(国籍問わず)
・1/7以後の出国(1/7以前の購入チケットは原則対象外)
<税額>
・1人1回1000円
<納付方法>
・航空会社や船舶会社が運賃に上乗せで徴収して代理納付。
<非課税>
・2歳未満
・日本でのトランジット(24時間以内)
・天候などで緊急で帰国した人
・船舶や航空機の乗員、遠洋漁業者
・外交官や政府専用機を利用する出国者 など
<目的>
・外国人がストレスを感じずに旅行するための環境整備
・日本の魅力を伝える情報の発信
・地域の文化や自然など観光資源の整備
日本人も含め薄く広く課税され、税収は2019年度で500億円前後になると予想されています。
訪日客向けのサービス向上はもちろんですが、渋滞やゴミなどの観光公害も社会問題化しているだけに、税収の使いみちについても注目したいところです。