9月に入って日経平均が最高値を更新するなど株式市場は好調に推移しています。
そんな株式市場をさらに活性化させる要因として株式分割があります。
10月1日付けで日本製鉄やニトリなど67の銘柄で実施されます。
この株式分割にはどういう意味合いがあるのでしょうか。
1.株式分割とは
既に発行されている株式を保有株数に応じて無償で分割して、発行済株式数を増加させることを言います。
例えば1株を2株に分割した場合、100株持っている人は200株保有することになります。ただし価値が2倍になるわけではなく、株価も半分になるため、分割の時点で価値の変動はありません。
2.株式分割のメリット
・単価が下がって少ない資金で株式を購入できるようになるため、個人投資家などが投資しやすくなります(上場株は通常100株単位)。
・市場で取引される株式数が増えて流動性が高まるため、取引が活発になります。
・分割後も配当が据え置きになった場合、投資家が受け取る配当が増えます。
3.株式分割のデメリット
・株主数が増えることで株主総会の運営や各種通知など管理コストが増加します。
・株式分割は登記が必要であるため、その分の事務手続きとコストが発生します。
株式市場においては株式分割はポジティブなニュースとして取り上げられることが多く、注目度が高まり、株価上昇への期待感につながることもあります(もちろん株価が下がることもありますが)。
なお株式分割は上場企業に限らず非上場の会社でも実施可能です。
持株会を作る場合や贈与する場合など1株の単価を下げたい時に実施されることがあります。


