12月16日に税制改正大綱が発表されました。今年は政治的にドタバタしたせいか例年より発表が遅くなっています。
第1回目は冒頭の「基本的考え方等」から。
全体の方向性を確認する意味でキーワードと共に箇条書きで見ていきます。
・平均賃金やGDPが伸びず経済に閉塞感があり、足元ではコロナ、円安、物価高で国民は苦しんでいる。
・一方、個人の金融資産、企業の内部留保、地域資源など活用できていない資産や人材のポテンシャルを引き出せば日本経済に勢いを創り出せる。
・家計資産を貯蓄から投資へ。NISAの拡充で資産所得倍増。
・スタートアップ・エコシステムの強化。創業、事業展開、出口でのインセンティブ充実。
・成長と分配の好循環。マーケット、産業、人材への投資を強化して一人でも多くが豊かさを享受できるように。
・デジタル田園都市国家構想の実現。過疎化など地域の問題を解決し、地域活性化。
・国民一人ひとりが時代の要請に応じた役割を身に付け、評価されていると実感できる社会を創ることで満足感と責任感が醸成される。
・国際課税の合意に従ってグローバル・ミニマム課税を導入。
・車体課税のエコカー減税等については電動車普及のために令和5年末までは現状維持。
・資産移転の時期の選択により中立的な税制の構築。贈与による節税効果を減らし、精算課税制度への誘導
・納税環境の整備。インボイスの負担軽減等
・防衛力強化に係る財源確保。法人税、復興所得税、たばこ税を財源として令和9年度に向けて段階的に実施。
例年以上にカタカナが多く、持って回ったような書き方で分かりにくいです。
次回から内容について見ていきます。


