e-Taxで接続障害発生

posted by 2022.03.15

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 今日15日が確定申告の期限ですが、昨日の午前11時半頃から国税庁の電子申告・納税システム(e-Tax)に接続障害が発生しているようです。

 昨日の午後9時現在でまだ解消しておらず、復旧作業を急いでいる模様です。
申告期限直前にアクセスが集中するのは例年あることで特に今年が多いわけではなく原因は不明です。

 2017年1月末に地方税の電子申告システムeLTAXがダウンした際は期限を柔軟に取扱う特例が出ましたが、今回は今のところそのような特例は出ていません。
では15日の24時までにつながらなかったらどうしたらいいのでしょう?

 

① 郵送

 3月15日の消印有効なので15日の窓口が開いている時間に持ち込めばOKです。
普通の郵便局は17時までですが、基幹局にあるゆうゆう窓口は19時あるいは21時頃まで開いています。
なお、ポストに投函するだけでは消印有効にはなりません。回収されて郵便局に届いた段階で消印が押されるので回収時間以降の投函は意味がありません。

 

② 税務署へ持参

 税務署の開庁時間は通常17時までですが、それ以降は「時間外収受箱」という税務署入り口横のポストに入れます。
翌朝収受箱を開けるまでに提出すれば前日扱いなので16日の早朝まで提出は可能です。

 

③ コロナの期限延長

 コロナの感染や濃厚接触等が原因で申告がギリギリになってしまった場合もあると思います。
その場合は簡易な方法により4月15日まで延長することが可能です。
具体的には申告書の余白に「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請」と書くだけで済みます。

 

④ 接続障害を原因とする期限延長

 15日に接続障害が原因による申告期限の延長手続きも発表されています。③と同じようなやり方で申告書の余白に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」である旨を記載すればOKです。いつまで延長されるかはまだ発表されていません。

 

 今言ってもしょうがないかも知れませんが、つながりにくいのは毎年のことですので早めに着手して余裕を持って申告するようにしましょう。
ギリギリだとやっつけになってしまい、十分に内容を検討できないこともあります。