2024年度の不動産関連の税収は16兆4000億円と過去最高で、バブル期を1兆円以上も上回っているようです。
この数字は固定資産税、相続税、不動産取得税、印紙税などの合計で譲渡所得税、住民税、消費税を含めるとさらに大きくなります。
不動産はいろんな段階で税金がかかり、タイミングもずれて分かりにくいのでご質問をいただくことも多いです。
今回は各段階での税金を整理して解説します。
1.購入
① 登録免許税
・時期:名義変更の登記をする時に司法書士さんを通じて支払い
・税額:固定資産税評価額 × 1.5%(土地)、2%(建物)
・備考:建物新築時は0.4%、住宅用の軽減もあり(0.1~1.5%)
② 印紙税
・時期:売買契約の締結時
・税額:契約金額(10万円超~50億円超)に応じて200円~48万円、1000万円超5000万円以下なら1万円
・備考:印紙が不要なデジタル契約書が普及しつつあり、減少傾向
③ 固定資産税・都市計画税
・時期:売買契約の決済時
・税額:年間税額を日割りで精算(買主⇒売主)
・備考:日割りの起算日は関西は4/1、関東は1/1が多い
④ 不動産取得税
・時期:購入から数か月後(1回だけ)
・税額:固定資産税評価額 × 1.5%(土地)、3%(建物住宅)、4%(建物住宅以外)
・備考:住宅用建物に軽減あり、50㎡(賃貸マンション等は40㎡)以上250㎡以下で評価額から1200万円の控除
(つづく)


