こんなメールやショートメッセージを受け取った方もおられるかも知れません。
「e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
あなたの所得稅(または延滞金(法律により計算した客勛について、これまで自主的に納付されるよう催促してきましたが、まだ納付されておりません。
もし最終期限までに 納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの債権などの差押処分に着手致します。
納税確認番号:****3697
滞納金合計:50000円
納付期限: 2022/9/5
最終期限: 2022/9/6(支払期日の延長不可)
お支払いへ⇒https:www.nta.go.jp/tax… 」
一応それっぽいことは書いていますがツッコミどころは満載です。
誤字や旧字の使用、用語間違い(延滞金→延滞税、催促→督促など)、納付期限が近すぎるといったこともありますが、そもそも国税庁や税務署はショートメッセージを送りません。
また税金の督促をするならメッセージやメールでなく書面で来ます。
国税庁からメールが来るケースも限定されています。
・国税庁ホームページ新着情報の配信サービスの登録をされている場合
・国税庁メールマガジン配信サービスの登録をされている場合
・e-Taxの利用にあたり、メールアドレスを登録されている場合
自ら登録しない限り、メールアドレスを国税庁が知ることはできず、突然メールが来ることはありません。
普通に考えるとクリックはしないと思いますが、まず文面にドキッとしますし、コロナ禍で滞納税額自体は増えているので「もしかして…」と思ってしまう方もおられるかも知れません。
繰り返しになりますが、うっかりクリックしないようご注意下さい。