来年１０月の消費税増税時に飲食料品等の軽減税率も導入されますが、準備を始めている事業者は報道によると３７％に留まるようです。
増税自体に半信半疑であるため、まだ低いようですが、法律で決まった既定路線としてどうやらこのまま進みそうです。

 

　軽減税率への対応の１つとしてレジの改修があります。
実は２年前からそのための補助金があるのでご紹介しておきます。

　大きくは４種類あります。

Ａ１　レジ導入
Ａ２　レジ改修
Ａ３　モバイルＰＯＳレジ導入
Ａ４　ＰＯＳレジ導入又は改修

 

　今回はこの中で事例の多そうな「Ａ２　レジ改修」を取り上げます。

 

＜対象事業者＞
・中小企業、小規模事業者（サービス業なら資本金５０００万円以下又は従業員１００人以下）。
・飲食料品や新聞を継続的に販売。
・大企業の子会社、医療法人、学校法人、宗教法人等は対象外。

 

＜補助額＞
・レジ改修費の２／３（１台当たり上限２０万円）

 

＜期間＞
・改修：２０１６．３．２９～２０１９．　９．３０
・申請：２０１６．４．　１～２０１９．１２．１６

 

＜必要書類＞
・申請書
・改修の領収書、請求書等
・メーカーの改修証明書
・レシートのサンプル
・飲食料品や新聞の仕入請求書
・通帳コピー

 

＜提出＞
・赤羽郵便局の軽減税率対策補助金事務局へ郵送。
・２～２．５ヶ月で補助金振込。

 

　申請書を記入するのはそれなりに大変なので登録事業者による代理申請も可能です。
改修自体は来年９月までとまだ時間ありますが、込み合うことも予想されますので補助金を使う場合は早めに着手するようにしましょう。