税務署は7/10が人事異動の日です。
異動は事前に分からないので通常の案件は6月には終わっていて、7月はいわば空白期間。
お盆が開けて今から12月までが本格的な調査期間と言えます。
1~3月は確定申告と重なって税理士に一応遠慮するし、4~6月は異動前で時間が限られます。
「税務調査は突然やってくるのでは」と気にされる方もおられますが最近は『予告なし』というのは少ないです。
任意調査ですのでまず顧問税理士に連絡があり、日程調整をして2週間~1ヶ月後にやってきます。
昔は現金商売であればレジのお金をチェックするために予告なしで来ることがたまにありましたが、評判は良くないので最近ではよほど何かを掴んでない限り突然というのはありません。
税務調査の連絡があっても慌てなくていいよう税務署員について少し解説します。
税務調査の連絡があるとどんな人が来るか職員名簿で確認します。
主な肩書きは次のようになっています。
① 事務官(財務事務官)
② 調査官(国税調査官)
③ 上 席(上席国税調査官)
④ 統 括(統括国税調査官)
⑤ 特 官(特別国税調査官)
他にも役職はありますが税務調査で関わるのはこのぐらいです。
長くなったのでそれぞれの解説は次回へ続きます。