税金の払い方としては納付書を銀行の窓口に持っていくのが一般的ですが、近年いろんな納付方法が増えてきました。
導入された順に見ていきます。
1.納付書
銀行、郵便局、農協等に納付書を持って行って窓口で払います。
税務署でも払えます。
2.インターネットバンキング等
① 登録方式
e-TAXによる登録後、インターネットバンキングで納付を指示。
全税目が対応可能なのと電子証明書が不要であることがメリット。
② 入力方式
e-TAXを使わず、インターネットバンキング又はATMで直接納付。
簡易な分、使える税目は限られます(所得税、法人税、消費税のみ)。
3.ダイレクト納付
事前に税務署に引き落とし口座を届けておき、e-TAXで納付を指示。
使える税目は源泉所得税、法人税、消費税所得税、贈与税、酒税、印紙税。
源泉所得税以外は電子証明書(本人又は税理士)が必要。
4.クレジットカード納付
平成29年から導入された制度。
特に手続きはなく「国税クレジットカードお支払サイト」から入力。
ほぼ全ての税目がOK、金額の上限は1000万円。
ポイントはたまるものの手数料が納付金額1万円未満で82円、以降1万円毎に82円かかります。
一長一短ありますが、インターネットバンキングの有無やクレジットカードのポイント還元などが判断基準になります。