消費税が予定通り平成29年4月から10%に上がるのかという点が連日ニュースになっています。
経済の状況や政治日程も絡んで流動的な状況にありますが、一方同時に導入される軽減税率についての補助金についても発表されています。
軽減税率に対応するためのレジを導入する場合に補助金を出すというもので概要は次のようなものです。
A型(レジの導入等支援)
<補助金>
・レジ1台当たり20万円まで
・1事業所当たり最大200万円まで
<補助率>
・原則改修や購入額の2/3
・3万円未満の機器については補助率3/4
・タブレット等の汎用端末についは補助率は1/2
<対象機器>
・レジ本体
・付属機器(レシートプリンタ・バーコードリーダー・ルーター・サーバなど)
<申請時期>
・未定~平成29年5月31日
・購入後に申請
・メーカー等による代理申請も可
B型(受発注システムの改修・入替え)
<補助金>
・小売事業者の発注システムは上限1000万円
・卸売事業者の受注システムは上限150万円
・両方必要なら1000万円
<補助率>
・改修・入替え費用の2/3
<対象機器>
・複数税率導入に伴う電子的な受発注システムの改修・入替え
<申請時期>
・平成29年3月31日までに完了するように申請
・着手前に申請
・メーカーやシステム屋さんの代理申請が原則
A型もB型もまだ受付が始まっていませんので、開始時期等が決まればまたお知らせします。
レジの改修が必要な事業者が多いのでできるだけ使いやすく、申請もシンプルなものになることを期待します。