日経新聞に「よろず支援拠点」に関する特集が出ていました。

「よろず支援拠点」とは、中小企業を経営する上での様々な課題に対応するために、中小企業庁が各都道府県に設置した無料の相談窓口です。
相談件数は２０２４年度で７０万件を超え、５年間で２．２倍に増えています。

 

＜特徴＞

・様々な経営課題にワンストップで対応

　資金調達なら銀行、海外進出ならジェトロなど個別に相談する必要がありますが、ワンストップで対応可能です。
金融機関、企業、大学、商工会議所などと連携して課題解決を図ります。

・多分野の専門家コーディネーター

　中小企業診断士、デザイナー、税理士、弁理士、社労士、ＩＴコーディネータ等

 

＜相談内容＞

① 売上拡大：５７．０％

② 経営改善・事業再生：２３．８％

③ 創業　　：１４．５％

④ 事業承継：３．４％

⑤ 廃業　　：１．１％

 

＜支援内容＞

・経営相談　：経営に関する様々な相談に対応

・専門家派遣：専門家を派遣し、より専門的なアドバイスを提供

・セミナー　：経営に関するセミナーを開催し、知識やノウハウを提供

・情報提供　：経営に役立つ様々な情報を提供

 

　税理士ももちろん経営相談には乗っていますが、強みのある範囲は限られます（個人差はあります）。
その点「よろず支援拠点」は様々な専門家に相談できて、しかも無料ですのでぜひ活用していきましょう。