1月も半ばですのでそろそろ確定申告の準備を始めようという方もおられると思います。
多くの人が申告する医療費控除ですが、間違えやすい点もあるのでQ&A形式で確認しておきます。
Q1.申告は翌年2/16~3/15だけ?
A1.還付申告であれば翌年1/1から可能で、5年後の年末までできます。
Q2.本人分しかできない?
A2.生計一親族分も含めて申告できます。別居していてもOK
Q3.自費診療は対象外?
A3.インプラントやレーシックなど対象になるものもあります。
Q4.交通費はどこまで対象?
A4.〇 公共交通機関、緊急のタクシー代 ✕ 駐車場、ガソリン代
Q5.人間ドック
A5.異常が見つかり治療につながれば人間ドックもOK
Q6.個室の入院費用
A6.〇 治療上必要 ✕ 自己都合
Q7.10万円以下だと受けられない?
A7.総所得金額等が200万円未満なら足切りは10万円以下になります(総所得金額の5%)
Q8.保険金や高額療養費を受け取っている
A8.受け取った金額は医療費から控除します
Q9.マッサージや鍼灸
A9.〇 治療目的 ✕ 健康維持
Q10.矯正費用
A10.〇 子供の咬合改善 ✕ 容姿美化
Q11.介護費用は対象にならない?
A11.領収書に対象になる部分が記載されています
Q12.領収書は捨ててOK?
A12.電子でも紙でも提出不要になっていますが、5年間の保存が必要です。但し、医療費通知に記載がある分は不要です。
よく質問されるものや勘違いしやすいものを箇条書きでまとめてみました。
意外に範囲は広いのでしっかり税金を取り返していきましょう。