年末調整の2回目は必要書類を確認します。
【控除証明書等】
① 生命保険料 控除証明書(生命保険・個人年金・介護医療)
② 地震(損害)保険料 控除証明書
③ 小規模企業共済等掛金の支払を証する書類(iDeCo含む)
④ 住宅取得等特別控除申告書 及び 住宅ローンの年末残高等証明書
⑤ 国民年金保険料 控除証明書
⑥ 国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料の支払額(メモでOK)
①から⑤は原本が必要ですので見当たらない場合は急いで再発行してもらいましょう。
電子的な年末調整の場合にはデータが原本となり、年末調整ソフト等でデータを集約します。
④の住宅ローン用の申告書は購入の翌年に9年または12年分がまとめて送られてきています。
【今年転職している場合】
⑦ 前職の令和5年分源泉徴収票
これがないと年間分の合計ができないので年末調整ができません。
早めに発行を依頼するようにしましょう。
【昨年からの変更の有無】
⑧ 扶養親族の増減
⑨ 住所変更
昨年末に会社に報告した扶養親族や住所に変更があれば届出ます。
【マイナンバー】
⑩ マイナンバー通知書またはマイナンバーカードのコピー
昨年に提出している場合は新たに提出する必要はありません。
書類として用意するものは昨年と変わりません。
ちなみに税務署から届く封筒は年々薄くなってます。
大抵の書類は国税庁HPから打ち出せるので、使うのは納付書ぐらいですが、電子納税していればそれも必要ありません。
次回から年末調整の内容を見ていきます。