２２日にｉＰｈｏｎｅ１５が世界同時発売されました。
２００７年に発売された第一世代から数えると第１７世代目にあたります。

　価格は「１５」が１２万４８００円から、「１５ Ｐｒｏ」１５万９８００円から。最上位機種の「１５ Ｐｒｏ Ｍａｘ」が１８万９８００円から。
価格は年々上がっていて１０年前の２倍以上、月収に対する割合も３７％と倍増しています。
日本でのｉＰｈｏｎｅのシェアは７割近くあり、重要市場となっていることから価格はこれでも抑えられているようです。

 

　購入時の処理については１０万円以上２０万円未満であることから次のいずれかになります。

・少額減価償却資産（一括経費）

・一括償却資産　　（３年で償却）

・工具器具備品　　（１０年で償却）

　少額減価償却資産は中小企業者等が使える特例で、３０万円未満であれば総額で年間３００万円までは一括で経費にできるので、この処理を使う会社が多いと思われます。

　分割で購入した場合には「未払金」として総額を計上して月々利用料の支払いと同時に減らしていきますが、「通信費」として”一緒くた”に経理してしまっているケースも多そうです。

 

　また今や様々な買い物を携帯代の支払いに集約できますが、本来は全て内容別に区分する必要があります。
細々とした支払いでどちらにしても経費になるようなものであれば少々は構わないと思いますが、イレギュラーに支払が大きい場合は中身をしっかりと確認するようにしましょう。

 

　月々の通信費については、法人契約であれば全額経費になりますが、個人事業主が契約する場合はプライベートな利用分を区分するよう指摘されることがあります。
２台契約していて使い分けていれば１台分は全額経費になりますが、１台を仕事とプライベートの両方で使っている場合は、１／２～１／３をプライベート分として経費から外すことになります。

　常に電話に出て仕事対応してるのに全額経費にならないのはちょっと釈然としないものがありますが、プライベートの利用はゼロではないので税務上はそのような考え方になっています。