年金手帳の廃止

posted by 2022.06.13

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 2022年4月から年金手帳が廃止され、基礎年金番号通知書の交付に変更されています。

 

<変更の背景>

・マイナンバーと紐づけてシステム的に管理されており、手帳という形式である必要性が薄れたため。

・現行制度でもマイナンバーカードがあれば年金手帳や所得確認の書類は不要。

 

<基礎年金番号を使う場面>

・就職して厚生年金保険や共済組合に加入するとき
・会社を退職して国民年金に加入するとき
・名前や住所に変更があったとき
・障害、遺族、老齢などの年金の受給手続きや相談のとき
・ねんきんネットの申込手続き

 上記のように公的年金の加入歴や保険料納付状況を証明するものとして年金手帳により基礎年金番号(記号番号)を確認していました。

 

<切り替えタイミング>

・2022年4月以後に新たに年金制度に加入
・2022年4月以降に年金手帳を紛失等して再発行

 

 なお、既に年金手帳を持っている方には基礎年金番号通知書は発行されません。また手続きも特にありません。
従来通り、年金手帳が基礎年金番号を確認するための書類として使われますので廃棄せず大切に保管して下さい。