正しい情報に基づく正しい行動を

posted by 2020.04.9

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 ついに緊急事態宣言がでました。
今のところ食料品の買い占めなどは起きておらず、最低限の生活は維持出来そうなので安心しています。
「物流に問題は無い」「品切れになることはない」と周知徹底したことが功を奏したのではないかと思います。やはり、正しい情報というのは大切です。

 IPS細胞の権威である京都大学の山中伸弥教授が「正しい情報に基づく正しい行動のために」と、新型コロナウィルスに関するホームページを立ち上げました。科学論文、専門家の意見、世界各国の現状など、最新の情報が日々更新されています。

 もう一つ、正しい行動の指針となるような情報を。
「B面の岩波新書」に掲載されている京都大学の藤原辰史教授による緊急寄稿「パンデミックを生きる指針」です。歴史学者の立場から、人類がパンデミックとどのように戦ってきたか、どのように行動すべきか、解説されています。

 いま試されているのは我々の知性だと思います。根拠の無い噂話などに惑わされること無く、冷静に行動しましょう。

山中教授のHP
https://www.covid19-yamanaka.com/index.html

藤原教授の寄稿
https://www.iwanamishinsho80.com/post/pandemic?fbclid=IwAR3Frx6JDrJpZ5ACo4s876M_OESLVh1vyj8LqlEuzQEg09DflGvOFQ7P324

 

 

 とは言え、誰にとっても初めての経験ばかりで、情報も錯綜しています。

 経営に関しては、相談できる場所があります。

 我々税理士ももちろん対応していますし、政府系金融機関や各種団体には「新型コロナに関する経営相談窓口」が設置されています。
商工会議所、商工中金、信用保証協会、政策金融公庫、よろず支援拠点、中小機構、経済産業局などに窓口があり、土日も開いているところもあります。
よろず支援拠点では無料で専門家支援を受けられるものもありますし、補正予算成立後には、テレワークやEC等の活用についてIT専門家から助言を受けられる「中小企業デジタル化応援隊事業」も始まるようです。

 

 活用できるものはしっかり活用して難局を乗り切っていきましょう。