人はなぜキャバクラに行くのか

posted by 2014.06.11

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・チョコを食べて水割りを飲むため→セーフ

・女の子としゃべる(口説く)ため→アウト

これは奥さんへの言い訳の話ではなく経費になるかどうかという話です。

 平成26年4月1日以後開始事業年度から『接待飲食費』の50%が損金に算入されることになりました。この規定は中小企業だけでなく、今まで交際費が損金になる余地のなかった大企業にも適用されます。

 『接待飲食費』とは、従業員等が得意先等を接待して飲食するための「飲食代」などが該当します。
「飲食代」ですので、ゴルフや旅行等の際の飲食等は”主たる目的”が飲食ではないため、該当しません
つまり、”主たる目的”が飲食であれば損金算入の余地があることになります。
ということは、キャバクラ、スナック、カラオケなどでも、ほぼ必ず飲食しますので損金算入の可能性があります。
しかし、”主たる目的”がホステスやコンパニオンとの歓談であれば飲食しても『接待飲食費』には該当しません

 こんな主観的な話を税務当局はどうやって判断するのでしょうか。
”主たる目的”なんて立証もできなければ反論もできません。
頻度や金額、参加者も関係してきそうですが、よほど極端でない限り経費になりそうな気がします。