サッポロの「極ゼロ」が第3のビールではなく発泡酒として再発売されるというニュースがありました。
これは麦芽の比率などにより酒税の取扱いが変わるためです。
酒税は1キロリットルあたり、ビールで22万円、発泡酒で134,250円、第3のビールで8万円。
350ml缶に換算するとビールで77円、発泡酒で47円、第3で28円。
発泡酒と第3の差が19円なのでその分販売価格が上がるようです。
ただし今店頭にある分は上がりません。
なぜかというと酒税は製造して出荷した時に払うためです。
今後、国税当局との折衝で第3ではなく発泡酒であることが確定した場合は今まで販売した分すべてで追加払いが発生します。その額116億円。
ただ記事には「世界初のプリン体ゼロ、糖質ゼロをうたい、初年度は計画を6割上回る358万ケースを売り上げた」なんて書いてあるので飲みたくなった方も多いはず。
116億円の追徴はもちろん痛いでしょうが、それなりの広告効果もあった気もします。