『なぜあの会社は儲かるのか ~ビジネスモデル編~ 』 山田英夫(著) 日本経済新聞出版社
「ビジネスモデル」とは何でしょう。
定義は色々あると思いますが、素人考えでいうなら「どうやって儲けるのか、その儲け方」といったところでしょうか。
社長はみんな、自分とこの商品に自信を持っています。
「うちはいいものを作ってるんや」と。
でも、「いいもの」であることを誰も知らなかったら売れません。
どこに売っているか分からなかったら、やっぱり売れません。
「いいもの」を作っているだけではなかなか儲けに繋がらないのが現実です。
「いいものを作る」というのは、ビジネスモデルの一部分に過ぎません。
「いいもの」を誰に提供するのか、どうやって提供するのか、考えるべきポイントは色々あります。
そこを考えるのがビジネスの醍醐味でもあるのでしょうが、手っ取り早く片づけたいなら、成功事例をマネするのが一番ではないでしょうか。
本書は、成功事例の解説にとどまらず、マネする場合のポイントも説明してくれています。
皆さんも、「Imitation is Innovation」を合言葉に、訴えられない程度にマネしてみましょう。
(つづく)