今日から確定申告がスタートします。
多くの方に馴染みがあるのが「医療費控除」
セルフメディケーション税制については以前取り上げていますが、それ以外の部分も微妙に変わっていますのでＱ＆Ａ方式でご紹介します。

 

Ｑ１　変更点

Ａ１　原則が領収書添付から明細書記入に変更。医療費通知でもＯＫ

従来は医療費の領収書を添付するのが原則で、電子申告であれば添付省略できる、というものでした。
これが「医療費控除の明細書」に内容を書いて領収書は自宅で５年保管するのが原則になります。

健康保険組合等から医療費通知が送られてくる場合は添付書類として使えますが詳細は次回取り上げます。

 

Ｑ２　従来の方法は可能？

Ａ２　Ｈ２９～３１年は従来の方法（領収書添付）も可能。

 

Ｑ３　医療費控除の明細書のまとめ記入。

Ａ３　人ごと又は病院ごとにまとめてＯＫ

領収書１枚ずつを明細書に書く必要はありません。
同じ病院に家族が複数通っていれば病院ごとにまとめてＯＫですし、同じ人で少額の領収書が１枚ずつあれば「浅田太郎　○○病院他　１５，０００円」といったまとめ方もＯＫです。
要はあとで確認できる程度に分類してあればＯＫということです。

 

Ｑ４　証明書類の添付。

Ａ４　おむつ使用証明書等は明細書に内容を記入すれば添付不要。

①証明年月日　②証明書の名称　③証明した病院等の名称を明細書の欄外余白などに記載します。
なお証明書等は５年間自宅で保管する必要があります。

つづく