まだ11月半ばですが年末調整の資料収集はそろそろ始めておきたいところ。
次のような書類が必要ですので社内に周知して12月初めには揃うように準備していきましょう。
<申告書>
① 扶養控除等申告書(住所、氏名、扶養家族などを記入)
② 保険料控除申告書兼配偶者特別控除申告書(配偶者の収入見込みを記入)
<控除証明書など>
③ 生命保険・個人年金・介護医療保険の控除証明書
④ 地震(損害)保険料の控除証明書
⑤ 小規模企業共済等掛金の支払を証する書類(事業主や役員のみ)
⑥ 住宅取得等特別控除申告書 及び 借入金の年末残高等証明書(住宅ローン2年目以降)
⑦ 国民年金の控除証明書
⑧ 健康保険料・後期高齢者医療保険料・介護保険料の支払いが分かるもの(メモ可・役所に電話でも聞けます)
<中途入社の場合>
⑨ 前職分の平成28年分源泉徴収票(時間がかかるので早めに依頼!)
この中でなかなか揃わないのが、⑨ 前職の源泉徴収票と⑦ 国民年金の控除証明書。
⑨ 前職の源泉徴収票は頼みづらいせいかなかなか揃わず、終盤になって「やっぱりいいです」と言われることもあります。
そうなると年間の給料合計が特定できないため年末調整ではなく確定申告で還付手続きをすることになります。
⑦ 国民年金の控除証明書も単なるお知らせのハガキかと思って捨てられることもあります。再発行に時間もかかるので注意が必要です。
領収書でも控除はできますが、控除証明の方がもれがないので確実です。
なお控除証明が届いたあとに納付した分は、控除証明に反映されていませんので、11月~12月に納付した分は納付書から集計します。
マイナンバーの収集も本格的にスタートし、手間が増えているので例年より早めに準備を進めて行きましょう。