少し先の話ですが来年からクレジットカードで国税を払えるようになります。
これまでネットバンキングやコンビニ納付などが導入されてきましたがさらに利便性を向上させて税金を払ってもらおうというもので平成２８年度税制改正に盛り込まれました。
ちなみに地方税のクレジットカード納付は以前からあります。

　ポイントは事前準備なしに２４時間自宅で手続きできることと引き落としの日ではなく手続きをした日に納付扱いになることです。

 

　どんな制度かをＱ＆Ａで見ていきます。

Ｑ１　使える税目は？
Ａ１　所得税、法人税、消費税など納付書で納めるもの。印紙税は✕

Ｑ２　金額はいくらまで？
Ａ２　１０００万円未満（本人のカード限度まで）

Ｑ３　納付日は？
Ａ３　引き落としの日ではなく手続きをした日。延滞税も手続きをした日が基準。

Ｑ４　手数料はかかる？
Ａ４　本人負担（金額は現時点では未定ですが地方税は１万円ごとに５４～１０８円など）

Ｑ５　カード会社が倒産したら？
Ａ５　当然カード会社から徴収ですが困難な場合は納税者から徴収します（延滞税なし）

Ｑ６　ポイントはたまる？
Ａ６　地方税はポイント対象なので同じような扱いになると思われます。

 

　手数料はかかりますが便利でポイントがたまり、１ヶ月延納したのと同じ効果があるので普及は進みそうです。