令和5年4月1日に「地方税お支払いサイト」がオープンします。
これはQRコード等がついた地方税の納付書を銀行に行かずにスマホやパソコンで納付できる仕組みです。
納付方法の多様化では国税が先行していますが、地方税でも統一規格の目途がついたので順次拡大しています。
1.対象税目
・固定資産税、都市計画税
・自動車税種別割、軽自動車税種別割
・不動産取得税、個人事業税、普通徴収の個人住民税(自治体による)
送られてきた納付書に「eLマーク」「eL番号」「eL‐QR」があれば利用可能です。
2.利用可能時間
・原則:平日 8:30~24:00
・例外:土日祝と平日0:00~8:00は一部サービスのみ利用可能(クレジットカード納付はOK)
3.納付手段
・クレジットカード ※1
・インターネットバンキング
・ダイレクト納付(口座振替)※2
・ペイジー
※1:F-REGIという民間サービスを使うため、1件あたり原則110円の手数料が必要。納税の上限は1000万円未満。
※2:eL‐TAXの利用者IDがある場合のみ。ID取得には公的認証サービスやマイナンバーカードによる電子証明が必要
4.まとめ
・よく使いそうなのは固定資産税、自動車税、住民税
・平日8:30~24:00は4つのサービス全て利用可能
・それ以外の時間はクレジットカードのみ利用可能
・クレジットカード納付は手数料かかる
・eL‐TAXの登録や電子証明書は原則不要
ちょっと条件がややこしいところはありますが、スマホだけで完結するので便利にはなりそうです。