マンション売却の税金 ② 軽減編

posted by 2026.02.19

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 前回の続きでマンションを売却した場合の税率や優遇規定について見ていきます。

 

2.税金は2割ぐらい?

<税率>

① 短期譲渡(所有期間5年以下)

39.63%(所得税30.63%+住民税9%)

※所有期間

 買ってから売るまでの期間ではなく、買ってから売った年の1月1日までの期間で判定します。買ってから単純に5年経っていればいいわけではないの要注意です。
なお買った日売った日の両方に言えますが、契約日と引渡日はどちらを選んでもOKです。

 

② 長期譲渡(所有期間5年超)

20.315%(所得税15.315%+住民税5%)

 

③ 軽減税率(所有期間10年超の自宅売却で6000万円以下の部分)

14.21%(所得税10.21%+住民税4%)

 

<税制優遇>

① 3000万円控除

・自宅の売却益から3000万円を控除可能

〇 所有期間の制限なし(短期間の居住でもOK)

〇 住まなくなって3年以内の売却までOK(正確には3年目の日の属する年の12/31まで)

〇 確定申告は必須(控除して0円になる場合も)

✕ 身内への売却は対象外

✕ 住宅ローン控除との併用不可(売った年+前2年後ろ2年)

 

② 居住用買い換え

・自宅を買い替えた場合に売却益を圧縮して先送り可能

〇 譲渡資産≦買換資産なら譲渡税ゼロ、少なければ譲渡税発生

〇 所有期間が10年超で居住期間が10年以上

〇 買換資産は売った年の前年1/1から翌年12/31までに購入(前後で最長3年の期間内)

〇 譲渡対価は1億円以下まで

✕ 3000万円控除や住宅の軽減税率との併用不可

✕ 住宅ローン控除との併用不可

 

 自宅を売却する場合は5年経っているかどうかで税金が倍変わるので大きなポイントになります。
3000万円控除と買い換え特例では、よほど売却益が大きくない限り3000万円控除の方が有利になります。なお、どちら選んでも次買う時に住宅ローン控除が使えないので、どちらが有利か事前にシミュレーションしておきましょう。