高い運用利回りから変額保険に関心が集まっています。
契約数も増加していますが、一方仕組みが複雑でリスクもあることからトラブルにつながっているケースもあります。
どのような点に注意すればいいのでしょうか。
1.変額保険とは
資産運用の実績により保険金、解約返戻金、年金の金額が変動する保険。
コストを引いた保険料(積立金)が株や債権など「特別勘定」で運用され、運用リスクは契約者が負います。
一方、変動しない定額保険の場合は「一般勘定」で運用されていて運用リスクは保険会社が負っています。
2.メリットとデメリット
① メリット
・保障と同時に資産運用の機能もある
・死亡保険金には最低保証があることが多く、解約しなければ保障は確保される
・インフレに対応できる
・運用中の収益は非課税
② デメリット
・元本割れのリスクがある(特に満期や解約時)
・保険契約関係費や資産運用関係費などのコストが積立金から控除される
・早期(一般的には10年未満)の解約時にはペナルティとして解約控除があり、元本割れのリスクが高まる
・解約または満期返戻金>保険料の場合は一時所得の課税対象
変額保険の種類や向き不向きについては次回へ続きます。


