雇用保険料引き下げ

posted by 2015.07.1

 個人への増税一辺倒の昨今ですが珍しく負担が減る話。
雇用保険料が2016年度から下がりそうです。

 

 現在の保険料は一般の事業年収(交通費含む)の1%でこれを本人と会社が半分ずつ負担しています。
これを0.8%に下げる案が来年の国会に提出される予定です。

年収500万円とすると本人負担は年間5000円減り、会社負担は全体で1600億円の減税になります。
この財源は景気回復で失業率が下がり、積立金が6兆円以上貯まったことによるものです。

 

 雇用保険料の料率は失業率の変化や景気対策に応じてここ10年ほどは0.4~0.8%(本人負担分)で推移しています。
毎月の手取り増は僅かですが、税金や保険は増える一方と思っている中、少しでも減税になることで気分的は消費の後押しになるかも知れません。