今年の路線価

posted by 2015.07.2

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 平成27年の路線価が昨日7月1日に公開されました。
国税庁のHPで平成21年からの7年分を見ることができます。

 

 全体の傾向としては0.4%のマイナスですが下げ幅は縮小東京・大阪・名古屋の都市圏では上昇しています。
東京2.1%、大阪0.5%、愛知1%の上昇です。
なお路線価日本一は30年連続で銀座の文具店「鳩居堂」前で1㎡当たり2696万円で去年より14.2%も上昇しています。
14.2%ということは1年で1坪当たり1000万円以上上昇したことになります。

 銀座はともかくとして都心部に土地を持つ人にとっては基礎控除の縮小で相続税は避けて通れないものとなりました。
路線価はここ数年上昇基調にあるので相続対策をするのは早いに越したことはありません
とは言うものの慌てて借金してマンションを建てたり、贈与し過ぎることは危険です。
増税されたとは言え、各種特例を使えば改正前と変わらず相続税が発生しないケースも多いです。

 

 まずは路線価を元に相続税を試算して現状を把握し、投資の回収や老後資金を考慮した対策を立てる必要があります。
固定資産税の明細をご用意いただいて、預金などをヒアリングすれば概算の相続税を計算することができますのでお気軽にご相談下さい。