消費税が8%になって1年以上経ちます。
日常生活ではだいぶ慣れましたが、預かった消費税を納める払う企業側で増税の影響をより強く感じられているかも知れません。
というのも決算で払う消費税が大幅に増加しているためです。
単純に計算すると5%が8%になったことで納税額は1.6倍!
さらに予定納税の仕組みが追い打ちをかけます。
例:毎年売上2億円のサービス業(課税仕入40%として)
<5%時代>
①年間消費税 1000万円-400万円=600万円
②予定納税額 前年消費税600万円✕1/4✕3回=450万円
③決算納税額 ①-②=150万円
売上が同じであれば予定納税があることで平準化されています。
<8%に上がった年>
①年間消費税 1600万円-640万円=960万円
②予定納税額 前年消費税600万円✕1/4✕3回=450万円
③決算納税額 ①-②=510万円
決算納税額が前の年に比べ3.4倍!
これは予定納税が前年の消費税をベースにしているためです。
売上が同じでこれですので業績を伸ばしている会社ではさらに増えます。
税率の上がり目では税抜の売上が変わらなくても決算での納税額は大幅に増えます。
決算予想をする段階で消費税もきっちりと見ておいて資金繰りに注意しましょう。