4月から始まった「結婚・子育て資金の一括贈与の非課税措置」についてQ&Aが公開されたので、その中からポイントをご紹介します。
Q1-3 祖父母から孫だけが対象?
祖父母だけでなく直系尊属(曽祖父母、祖父母、父母)からの贈与が対象。
養父母もOK。配偶者の父母等は直系ではないので対象外。
Q1-7 複数の金融機関との資金管理契約を結べる?
金融機関は1つだけ。複数の祖父母等から贈与を受ける場合も1つの金融機関でしないといけません。
Q1-11 あげた人が死亡した場合
その時点で残っている残額は相続税の課税対象になります。
ここが教育資金との最大の違いです。
Q1-12 外国籍の場合
あげる人、もらう人が外国籍であっても適用があります。
Q2-3 手続き
① 金融機関と「結婚・子育て資金管理契約」を締結し、お金を預け入れる
② 金融機関経由で非課税申告書を税務署に提出
③ 結婚・子育て資金の支払い前または支払い後に専用口座から払い出し。
いずれの方法でも領収書(原本)は必要。
明日は具体的にどんなものが対象になるかを見ていきます。