この前、年が明けたと思ったのに、気がつけばもう年末調整の季節です。
保険会社から控除証明のハガキが届いたり、会社には税務署の封筒が届いたりしていることと思います。
ただし年末調整できないものもあります。
① 医療費控除
② 寄附金控除
③ 雑損控除(災害・盗難等の損失を控除)
④ 住宅ローン控除(初年度)
①②は健康や宗教など個人情報の意味合いが強いこと、③④はイレギュラーで、かつ書類による確認が必要なことが理由と考えられます。
必要な書類としては次のようなものがあります。
① 医療費控除
・病院や薬代の領収書、交通費のメモ
・入院保険金等を受け取った場合の書類
② 寄附金控除
・領収書
・控除を受けるための証明書
③ 雑損控除
・取壊し費用などの領収書
・保険金を受け取った場合の書類
④ 住宅ローン控除
・売買契約書、登記簿謄本
・住民票(引っ越し後)
・借入金残高証明
なお年末調整後にもらう源泉徴収票はどの控除の場合も必要です。
確定申告はまだ3ヶ月以上先なので使う書類は失くさないよう気をつけましょう。
特に借入金の残高証明は再発行に時間もかかるので要注意。
会計事務所に預けてしまうというのもありです。