「本がベストセラー」
「歌が大ヒット」
一度は憧れる優雅な印税生活。
一体どれぐらいもらえるものなんでしょう?
その前にまず「印税」という名前ですが税金ではありません。
演奏や出版などの著作権の使用料のことを言います。
法律ではないため、決まった率はなく契約で定められます。
本の場合で10%、作詞作曲で6%、歌手で1%程度が相場のようです。
本100万部なら1冊1000円として印税が1億円。
CD100万枚なら1枚1000円として作詞作曲で6000万円、歌手が1000万円となります。
なお印税を受け取る際には所得税が源泉徴収されます。
1回あたり100万円以下であれば10%、100万円超であれば超える部分からは20%が源泉徴収されます。
例えば一度に300万円受け取った場合は次のようになります。
①100万円✕10%=10万円
②(300万円-100万円)✕20%=40万円
③手取り 300万円-10万円-40万円=250万円
源泉徴収された50万円は確定申告の際に精算されます。
確定申告では、本業にしている場合は「事業所得」、副業である場合は「雑所得」として取り扱われます。
今ご覧になっているこの「あさびじ」もいつか本として出版されるかも知れません。
出版の暁には夢の印税生活のため、ご協力お願い致します<(_ _)>