賃貸マンションで相続税対策

posted by 2013.06.13

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関西で賃貸マンションやアパートの建設が増えています。
銀行の融資額ベースでは4割近い伸び とのこと。
背景にあるのが相続税対策
2015年からの増税に備え、特に都市部で遊休地を持っている方が節税目的で建てる例が増えています。
確かに効果がある反面、注意点もあります。

<効果>
・建物を建てると更地に比べ土地の評価が約2割下がる。
現金を不動産に変えると評価が下がる建物なら半分近くに
居住用であれば土地の固定資産税が安くなる(約1/6)

<注意点>
・家賃保証といえども本当に30年同じ家賃が保証されるとは限らない
お金を借りたら相続税が安くなるのは当たり前。大事なのは物件として儲かって借金が返せるかどうか。
・個人で建てると収入が一人に集中して所得税が高くなる。

目先の相続税対策にとらわれすぎてかえって財産の値打ちを落とすことのないよう十分に検討してから建てる必要があります。