平成２６年路線価が７月１日に発表されました。
全国平均では０．７％減と下落傾向は続いていますが、東京や大阪など大都市圏では回復傾向にあります。
大阪府平均では＋０．３％と６年ぶりに上昇しています。
グランフロントやあべのハルカスなど大型開発の影響もあったようです。

　国税庁ホームページでは全国の各税務署管内における最高路線価も公表しています。
それによると日本一高い路線価は東京都の銀座中央通りにある文房具店、鳩居堂の前で２９年連続の１位。
１㎡当たり２３６０万円なので駐車場ぐらいの広さで軽く２億円を超えます。

　そもそも路線価は何のためにあるかと言うと相続税・贈与税の計算において土地の評価額を計算するためです。
都市圏の路線価は回復傾向にあるため、相続対策で贈与などを考える場合は、早めの実行をお薦めします。