付加価値という言葉を使うことがありますが、どういう意味なのでしょうか。
一般的には「商品やサービスの提供において、その製品やサービスが元々持っている価値に、企業が独自の技術力やブランド力、サービスなどを加えることで新たに生み出される価値」のことを言います(by Gemini)
付加価値を付けることで競合との差別化が可能となり、利益率の向上や顧客満足度の向上につながります。
付加価値を会計的に数字化する方法は2つあります。
1.控除法
売上から外部の企業が生み出した価値を控除して計算する方法。
計算が比較的簡単で中小企業庁で採用されています。
・付加価値=売上高-(原材料費+外注加工費+水道光熱費+消耗品費等)
2.積上法
自社で生み出した価値を積み上げて計算する方法。
こちらは日本銀行で採用されています。
なお法人税の事業概況説明書にもこの項目は出ているので、概況書から計算することもできます。
・付加価値=人件費+賃借料+租税公課+金融費用+減価償却費+経常利益
付加価値を従業員数で割ると生産性が計算できることから補助金の要件になっていることもあります。
例えば中小企業省力化投資補助金では労働生産性の4%向上が努力目標になっています。
この場合の付加価値は簡易的なもので「営業利益+人件費(法定福利費、福利厚生費、退職金含む)+減価償却費」で計算されます。
使う場面によって計算方法は異なるので求められている内容を正確に把握するようにしましょう。
補助金に限らず「付加価値」は企業経営をする上で重要な要素なので生産性と合わせて注視しておくのがいいでしょう。


