格付けアップ大作戦⑨ 総資本を減らす

posted by 2013.03.28

  何度でも言います。カタカナの「ト」です。 右上にある「負債の部」と、右下にある「純資産の部」の金額を合計すると、左側の「資産の部」の金額と一致します。これは貸借対照表が「企業資本の調達源泉とこれら資本の運用形態とを対照表示したもの」であるからです。
(例)
株主から100ペリカ、銀行から100ペリカ、合計200ペリカ調達しました。このうち100ペリカで営業用車両を買い、80ペリカで商品を仕入れ、残り20ペリカは現金のまま、というところで事業年度終了。
この時の貸借対照表は次の通り。 左側の資産の部は、「現金20、商品80、車両100、合計200」です。 右上の負債の部は「借入金100」、右下の純資産の部は「資本金100」です。 負債の部純資産の部の合計は200ペリカで、これは資産の部一致します。
大事な大事なペリカですから、「10ペリカほど行方不明です」なんてことは許されません。よって「企業資本の調達源泉」である右側と、「企業資本の運用形態」である左側の合計額は一致します。
右側の「企業資本の調達源泉」のことを「総資本」と呼んだりします。要するに商売の元手です。この元手を使って利益を生み出すことが、即ち企業活動です。 儲けた金額が同じなら元手は少ないほうが利回りは高くなります。そんな訳で、格付けアップ作戦その1は「総資本を減らす」です。
(つづく)