電子申告(e-TAX)がスタートして10年ちょっと。
普及率は所得税で約50%、法人税で約70%になりました。
便利な制度ではあるのでが時々イケてない部分があります。
その1つが紙での添付書類提出。
申告書自体は電子で提出できるのに添付書類は別で郵便で提出しないといけないケースが時々あります。
例えば住宅ローン控除の適用を受けるための登記簿謄本や特別償却の特例を受けるための証明書などは別途郵送です。
それやったら「電子の意味ないやん!」と突っ込みたくなります。
この不条理が来年から解消されそうです。
法人については平成28年4月1日、個人については平成29年1月4日以降に提出する分からイメージデータによる提出が可能となります。
イメージデータは一般的にはPDFが考えられますが携帯で撮った写真が含まれるのかはまだ分かりません。
なおイメージデータで添付したからと言って書類を捨てていいわけではありません。
原本確認の可能性がある5~9年間は保管しておく必要があります。
(マイナちゃんに押され、すっかり影の薄いイータくん)