昨日の続きでトヨタの種類株式のメリット、デメリットを見ていきます。
<メリット>
- 元本割れリスクがない(5年後以降額面での買取り可能)
- 5年後に3割以上株価が上がっていれば普通株式に転換してキャピタルゲインを狙える
- 5年後以降の2.5%配当は預金や社債と比べると高い
<デメリット>
- 5年は売却できないので塩漬け ⇒余剰資金で投資すべき
- 配当が総合課税なので所得が高ければ普通株式の配当(分離課税20%)より税率が高くなる⇒配当を10万円以下にして申告不要にすれば影響なし。配当率が2.5%なら投資額は400万円以下
- 途中の配当(0.5~2%)が普通株式より低い
- 野村證券でしか買えない
- トヨタの倒産リスク
デメリットを見る限り致命的なものはないので”買い”と判断する人が多く人気商品になると思われます。
なお税金に関する取扱いは配当が総合課税であることはまちがいなさそうですが、5年後以降の売却時の税金についてはまだはっきりしない点もあります。
今後、情報が出てきた際にまたご紹介していきます。