早いもので1月も明日で終わり、週が明ければ2月、確定申告の季節がやってきます。
確定申告は2/16~3/15までにするのが基本ですが、還付申告は1/1からできます。
ご自分で税務署に行って相談しながら申告する場合も3月に入ると階段まで行列ですが、今ならガラガラ。特に還付申告なら早めに動くことをお薦めします。
なお還付だけなら3/15を過ぎてもOKで、5年間は”後出し”できますが、そう思うといつまでも先延ばしになってしまうので1年ごとにきっちりやっていった方がいいでしょう。
何事もためるとやる気を失います。
確定申告時期に税理士が忙しいのは皆さんご存知だと思いますが、他はいつが忙しいのでしょう。
独断と偏見でランキングしてみます。
① 3月前半:確定申告
② 2月後半:確定申告
③ 5月 :3月決算の申告時期
④ 1月 :合計表・償却資産・給与支払報告書の3点セット
⑤ 12月 :年末調整
③ 5月
決算月で最も多いのが3月で全法人の2割を超えています。
国の会計年度が4月~3月であることからそれに合わせて3月が多くなっています。
申告時期は通常決算月から2ヶ月後なので5月が忙しくなります。
④ 1月
市役所関係の期限が多いのが1月。
備品や機械などの償却資産の申告や個人住民税計算のために源泉徴収票を提出する給与支払報告書の業務などがあります。
⑤ 12月
年末調整があるのと稼働日が少ないことで忙しくなります。
で、何が言いたいかというと「忙しいので優しくしてね」ということではもちろんなくて、会社を起ち上げる際の決算期についてです。
決算期の決め方は、繁忙期を外す、在庫が少ない時期、設立日から1年後などいろいろあります。
特にこだわりがないケースもありますが、そんな場合はお願いする税理士に存分に動いてもらうため、税理士の繁忙期を外すという考え方もあります。
もちろん決算期は税理士の都合で決めるようなものではないので、あくまでも「いつでもいいよ」という場合だけです。