大企業並の利益(5億円超)があっても中小企業向けの優遇税制を受けている企業が2500社超あるという記事がありました。
ここでいう中小企業とは資本金が1億円以下の会社で、優遇とは法人税率が低くなるということを指しています。
<法人税>
・大 企 業:一律25.5%
・中小企業:800万円以下が15%、800万円超が25.5%
実際には法人税だけではなく、地方税も含めた実効税率分の税金が少なくなります。
<実効税率>(大阪市の場合・800万円以下の部分)
・大 企 業:約37%
・中小企業:約23%
14%の差というと大きいので利益は800万円までに抑えたいというニーズもあります。
中小企業の優遇は主に資本金によって変わります。
税率以外に部分について次回以降見ていきます。