先日の新聞報道で「起業準備中も失業手当を払う」という記事がありました。
すでに起業してる方にとっては「早くやって欲しかった」と言いたいところでが、これから起業する方のために整理しておきます。
<期間> 最長1年間
<時期> 7月末にも変更予定
<金額> 前職の賃金の5~8割
<対象>
〇 事業の許可を取った
〇 事務所を借りる家賃交渉を始めた
〇 起業準備と並行して求職活動をしている(定期的にハローワークへ行く)
✕ 会社設立が完了(失業手当打ち切り)
個人事業開始の場合の打ち切り要件は公表されていませんが、「開業届を出した時」という扱いになるかと予想されます。
日本の開業率は5%前後で推移しており、欧米各国の半分以下となっています。
開業率を向上させて経済を活性化を図るという点で有効な政策と考えられるのでぜひ活用したいところです。