手続き・提出書類シリーズの最終日は禁断のテーマ「税理士変更時の手続き」です。
しょっちゅうある話ではありませんが、スムーズに変更するための手続きや提出書類について解説していきます。
<提出書類>
- 決算書及び申告書(3年分あれば大きな流れが分かります)
- 総勘定元帳(1年分でOK)
- 振替伝票 (1年分でOK。元帳だけだと取引の動きが分かりにくいため)
- 給料関係資料(源泉徴収簿、市民税の決定通知書、社会保険の報酬月額決定通知書など)
- 登記簿謄本及び定款
- 会計データ(使っている会計ソフトが同じである場合)
<手続き>
- 解約条件の確認(半年前予告という契約もあります)
- 書類の返却
- 電子申告の暗証番号変更
- 消費税関連届出書の提出状況確認(特に簡易課税の選択状況)
税理士間での引継ぎというのは現実的には困難であるため、書類ベースで確認し、場合によっては税務署にも確認を入れながら進めていきます。